○本田参考人 経理上と申しますより、実際の耐用年数がどうであるかということを先ほど申し上げました。それは、外国の例で申しますと、英国あたりでは百年ぐらいも使っている鋳鉄管がございます。
○本田参考人 それでは湯島の事故の概略を申し上げまして、これに対する私どもの考え方を申し述べさせていただきます。 去る三月二十二日、文京区湯島で発生しましたガス漏洩事故によりまして、とうとい人命をそこないましたほか、お住まいを失われ、けがをされた方がございましたことは、まことに申しわけなく、つつしんでおわびを申し上げる次第でございます。また、この事故のために地元の皆さまをはじめ、関係官公署の皆さまには
○参考人(本田弘敏君) 去る三月五日の当委員会でお取り上げになりました大きな問題は、先ほど来の一酸化炭素の問題、それから付臭の問題、それから販売ガス器具の検定の問題、大体三つに要約されるかと思います。 まず一酸化炭素の問題でございますが、これは一酸化炭素は御承知のように燃料の主要成分でございますから、それを多くする少くするということは自然経営の問題に影響してくるわけでございます。一酸化炭素を水素に
○参考人(本田弘敏君) お答え申し上げます。私は神様にお祈りすることは必ずしも神様にすべてをおまかせしてわれわれの努力をしないという意味で申し上げたのではございません。もちろん会社としてはこれはもうどなた様よりわれわれ自身の問題でありますから、最善の努力をして、その上に私は私の立場として、私の気持としての神信心をしているのであります。その辺誤解のないようにお願いをいたしたいと思います。なお、お話の通
○参考人(本田弘敏君) 本田でございます。去る三月の五日に当委員会にお呼び出しを受けまして、ガス中毒防止に関しまして、皆様からいろいろと御指示、御注意をいただきまして、自来私どもその線に沿うて、中毒防止にできるだけ努力をしてきたつもりでありますが、遺憾ながら、その後も中毒事故はあとを断ちません。ことに最近の事故は、需要者の不注意、あるいは手落ちに基くものよりも、むしろそれ以外のものが頻発しているという
○本田参考人 これは多数の、日ごろ使っております社外組を動員しまして応援に参加させまして、たまたま郡司組というものがその仕事をやったということに記録に残っております。郡司組なるものが布掘りをやっておるうちに、たまたま一件残したものか、または終戦直後でございますから、家のこわれたものや何かが、道路のわきにうんと積んであるのです。それを片づけなければそこを掘れないような実情が、しばしばありました。そういうものが
○本田参考人 御質問、ごもっともでございます。私どもとしましては、先ほど申し上げました通り、焼け跡の本管、メーン・パイプ、ブランチ・パイプ、全部布掘りをいたしました。だから、われわれとしましては、そういう不整理済みの供給管が残っているとは全然考えておりませんし、それから西久保広町ですか、今回の惨害の起きましたところにおきまして、そういう不使用管があるというようなことは、もちろん全然考えておりませんでした
○本田参考人 本田でございます。ちょっと流感ぎみでございますので、マスクのままお答えいたすことをお許し願いたいと思います。 まずもちまして、今回の事故によりましてとうとい数多くの人命を失いましたこと、私、ほんとうに心から申しわけなく思っております。これは国民全部の皆様方に対して、深甚のおわびの意を表します。 先ほどから伺っておりますと、今回の事故につきまして、東京瓦斯は何をしていたかというようなことが
○参考人(本田弘敏君) これはなかなか大きな問題でございまして、ただいまも御説明申し上げましたように、現在の状態では、油ガスを使わないで石炭ガスだけによるということになりますと、原料炭自体の面からもちょっと不可能に近いということでございまして、さらに原料炭がかりに手に入るとしましても、この経費の問題、これは相当また高くつくことになってくると思いますが、一応は計算はしてあります。結局、においをつけるということも
○参考人(本田弘敏君) 技術上の問題でありますから、私の随員の中沢常務に御答弁お許し願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○参考人(本田弘敏君) ただいま御指名を受けました本田であります。私は東京瓦斯株式会社の社長で、日本瓦斯協会の会長を兼ねている者であります。 最近におきましてガス中毒事故が頻発いたしまして、大へん世間をお騒がせ申し上げまして、皆様方に御迷惑をおかけしておりますことを深く恐縮いたしておる次第であります。 本日は皆様方の御要請によりまして、中毒事故の実情並びにその対策につきまして申し上げる機会をお与
○本田参考人 天然ガスの問題でございますが、これは一ころ越後から輸送するというような大規模な計画が発表になりまして、私どもにも持ってきたらどうするかというようなお話がありました。またその後大多喜天然ガスが東京まで管を延ばして供給したいがどうかというようなお話もありました。いずれも私どもとしますれば、現在の石炭ガス同様に採算がとれさえすれば、喜んでお引き受けすることでありまして、現在江東天然ガスとの間
○本田参考人 財政投融資あるいは租税公課の減免について、大へん御理解あるお話をいただきましてまことにありがとうございました。 御質問の要点は、つまり私どもがただいま使っております原料炭だけでなく、将来低品位炭も使えないか。それから使えるとすれば、常磐炭鉱あたりのような近いところから導管をもって高圧輸送すればいいじやないか、そういう研究を進めておるかというふうにお聞きしましたが、そうでございますか。
○本田参考人 ただいま御指名を受けました本田でございます。 私は東京瓦斯の社長でありまして、日本瓦斯協会の会長を兼ねておるものでございます。 本日は皆様方の御配慮によりまして、昨年一月に閣議決定を見ました木材資源利用合理化方策の推進状況について御調査になりますため、特に御指名を受けたものと存じております。 なかんずく、当委員会におかれましては、都市ガスの普及向上は、木材資源利用合理化方策の核心
○本田参考人 お答え申し上げます。先ほど申し上げました三十二年度になりますと、現在の資本費を料金に織り込んで三円が倍になる、六円近くなります。その場合のほかの燃料費との関係でありますが、東京の場合、現在の状況を申し上げますと、燃料費、つまりガスが一〇〇といたしますと、電気が二七五、木炭が二〇一、まきが一七五、石油が九三となっております。こういう状況で現在ではガスがほかの燃料に比べまして大体安い。地方
○本田参考人 お答え申します。私ども都市ガス拡充促進ということについて懸命の努力を払ってきている最中、今お話のございしたような私どもの仕事を側面からと申しますか、助成していただくような法案を出されるということはほんとうにありがたいことで、せひ一つお願いしたいと思います。 それから御質問の点でありますが、先般の総合燃料対策小委員会のときに、同じような御質問がございました。一体どれくらい需要家があったら
○本田参考人 ただいま御指名を受けました本田でございます。私は東京瓦斯の社長で、日本瓦斯協会の会長を兼ねておるものでございます。本日は、皆様方の御配慮によりまして、さきに重要国策として閣議決定を見ました木材資源利用合理化方策の推進状況について御調査になるため、御指名をいただきまして、われわれガス事業者が当面しております重要問題について、参考意見を申し述べる機会をお与え下さいましたことに対しまして、ガス
○本田参考人 援助をいたしているのではございません。私の方自体でやっております。これは石炭研究所と協力してやっておりますが、ただいままで酸化ゲルマニウムを大森と鶴見の工場である程度の数量取っておりますが、まだまだ企業化する域までに至っておりません。やはり相当最初の見込みよりは困難だということがわかって参りました。もっぱら今ものになるように努力しておりますが、現在のところまだ企業化する程度のところまで
○本田参考人 常識的に申しまして、現在のガス事業は七十九ほどございまして、その大部分は小規模の事業でございます。それが先ほど申し上げましたように何とかやっていけているということは、従来の古い設備を持っているからでありまして、これから新しく事業を営みますということになりますと、相当の需要家を持たぬとなかなか経営困難じゃないか。私どもガス協会でいろいろ調べてみておりますが、結局昨年末の調査では人口十万以上
○本田参考人 ただいま御指名を受けました本田でございます。私は東京瓦斯の社長で、日本瓦斯協会の会長を兼ねておるものでございます。 かねて国会におかれましては、わが国の総合燃料対策を確立することがきわめて緊要であり、またこの政策の確立は、基礎産業である石炭鉱業の安定策としての重要な問題であるとされまして、当委員会におかれましてもっとにあらゆる方面から調査検討されておりますことは、われわれ燃料関係に携